おぢやまつりが終わった。さて、来年に向けて動き出そう

2026年9月8日

おぢやまつりが終わった。さて、来年に向けて動き出そう

おぢやまつり、お疲れさまでした。

どうも、みんふう楽器店です。

今年のおぢやまつりも無事に終わりましたね。大民踊流し、からくり万灯パレード、大花火大会——3日間フルで関わった方は、心地よい疲れが残っているころではないでしょうか。小千谷太鼓「鼓陵会」さんのパフォーマンスも今年も圧巻でした。まつりの熱気が信濃川沿いにまで漂ってくる感じ、地元にいるからこそ毎年ドキッとします。

さて。ここでちょっと立ち止まってほしいのです。

「祭りが終わった=楽器はひとまずお休み」——そう思っていませんか?じつはこのタイミングこそ、来年に向けた準備を始める絶好の時期なんです。楽器の傷みがいちばんよく見えるのは、使ったすぐあと。時間が経つと「まあいっか」になっちゃうんですよね(これ、あるある)。

まず太鼓の状態を確認してほしい

三味線の皮、猫皮・犬皮・人工皮の違いを正直に解説

おぢやまつりで使った太鼓、片づける前に少し観察してみてください。

まず皮(革面)の状態。叩き続けると革は少しずつ伸び、音の張りが鈍ってきます。「なんだか今年は音が締まらなかったな」と感じた方は、皮が疲れかけているサインかもしれません。まずは状態を見てもらうのがいいと思います。

次に唄口(歌口)のチェック。胴と革の接点にあたるこの縁部分は、バチが当たりやすく傷みやすい箇所です。欠けや割れがある場合は、革の張り替え前に補修が必要になります。修理に出す前に確認しておくと、費用の見積もりがスムーズです。

胴そのものに関しても、塗装が剥げていたりひびが気になるようであれば、研磨・補修で見違えるほど綺麗になります。古い太鼓ほど修理して次の世代に受け継ぐ価値がある、と職人さんたちもよく言いますし、実際にそのとおりだと思います。

太鼓の修理はみんふう楽器店でご相談を受け付けています。店頭にお持ちいただくか、まずはお気軽にお問い合わせください。

笛を新しくしたい方へ——篠笛の選び方、迷わなくていい

「今年のまつりで笛の音がイマイチだった」「そろそろ一本ちゃんとしたものを買いたい」——そんな声、毎年まつり後にいただきます。

篠笛を選ぶときにまず決めるのは用途です。お祭り・お囃子に参加するなら古典調、民謡や趣味演奏ならドレミ調(唄用)という基本があります。おぢやまつりでは古典調六本六穴がほとんどですが、念のため確認ください。

もう一段階良い音を目指す方は、塗りの篠笛がおすすめです。特に息の量が多い方の場合、楽器自体が震えて音を吸収してしまうことが減り、純粋な音が出てくるように思います。ぜひお試しください。

「実際に吹き比べてみたい」「どれが自分の町内に合うか相談したい」という方は、ぜひみんふう楽器店へ。篠笛の選び方をまとめた記事もありますので、来店前に読んでいただくとスムーズです。

よくある質問


太鼓の皮が破れていないのに音がおかしい気がします。修理が必要ですか?

革が伸びて張りが弱まっている可能性があります。耳付きの革であれば「引っ張り直し(締め直し)」で改善できる場合があり、張り替えよりも費用を抑えられます。まずはお気軽にご相談ください。

お囃子用の篠笛を買いたいのですが、何本調子を選べばいいですか?

地域や囃子連によって使う調子が決まっている場合があります。購入前に所属の団体の先輩や代表者に確認されることをおすすめします。おぢやまつりではほぼ六本六穴です。不明な場合はみんふう楽器店にご相談いただければ一緒に考えます。

三味線もまつりで使いました。点検してもらえますか?

はい、もちろんです。糸巻きのゆるみ・駒の状態・皮のチェックなど、まつり後の点検もお任せください。郵送でのご相談も承っています。

三味線もまつりで活躍したなら、ついでにチェックを

和室の三味線の胴

万灯で三味線を弾いた方もいらっしゃると思います。野外の演奏は皮にとって意外と負担がかかるもので、湿気や温度変化で微妙なコンディション変化が出ることも。「音がなんだかかすれるようになった」「音がボンボンする」というときは、ぜひ一度見せてください。

三味線の音がかすれる原因と対処法についての記事もありますので、参考にしてみてください。まつり後の楽器メンテナンスは、来年また気持ちよく演奏するための大事な一歩です。

みんふう楽器店では三味線の修理・点検も承っています。新潟で三味線の修理ができるお店をお探しの方もどうぞ。郵送対応も可能です。

来年のおぢやまつりは、今から準備した人が気持ちいい

8月が終わると、次のまつりまで約1年あります。長いようで、あっという間です。楽器の修理・購入は「まつりの直前」に集中しがち——でもそのタイミングは混み合うし、仕上がりまでの時間も十分に取れないことがあります。

今、まつりの記憶が新しいうちに「あそこが気になった」「あれが欲しかった」を書き留めておく。そしてシーズンオフのうちにご相談いただくのが、いちばんゆったりと良い選択ができます。太鼓の修理も、笛の購入も、三味線の調整も——みんふう楽器店で一緒に考えましょう。

小千谷のまつりをこれからも支える楽器を、ここから。

まとめ

  • おぢやまつり後こそ、楽器の傷みがよく見える。すぐに状態チェックを。
  • 太鼓は皮の張りの鈍り・唄口の欠け・胴の傷みを確認。引っ張り直しで改善できる場合もある。
  • 篠笛はお囃子参加なら古典調、趣味・民謡ならドレミ調が基本。調子は所属団体に確認してから選ぶ。
  • 三味線も野外演奏後はメンテナンスのタイミング。音かすれ・駒ずれは早めに対処を。
  • 来年のまつりに向けた準備は早めに動くほど余裕が生まれる。みんふう楽器店にお気軽にご相談を。
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